レギュラーメンバーに欠員が結構出ている苦しい状況。
これが去年だったらgdgdな試合展開になるのですが、
今年は同じ状況でもしっかりと今期に掲げている
コンビネーションサッカーがきちんと出来ているのが
やはり監督を交代した成果、というべきものでしょうね。
磐田は開始から前線からのハイプレス→ショートカウンター
というカタチを狙ってきていて、
実際それにやられそうになる所も散見していました。
ただ、それに対しては闇雲にボールを前に蹴り出すのではなく、
フリーランとドリブル、キープを甘く使い分けて
プレスを無効化させていき、逆に空いたスペースを使って、
サイドから展開する攻撃が出来ていたと思います。
先制後はいったんペースを落として、
カウンター気味にして対応していたのですが
その為に磐田に勢いを取り戻させてしまった。
そのまま攻め続けて2点目を後半開始に取ってしまえば、
もっと楽に試合に勝てたと思います。
磐田の攻撃自体はそう怖い物でもなかったのに、
1失点目はエジがクリアしようとスライディングで
足を出したけど届かずにそのまま渡ってしまい
マイナスクロス→前田で勝負あり。
2失点目は単純なマークミス。
よりによって前田をフリーにするなんてあり得ません。
こういう守備時の気抜けっぽいところが
今期の課題ですかねぇ…。
ただ、その後の攻勢は良かったと思います。
ただゴリ押しに攻めるのではなくて、
前半の時の様に、しっかりとサイドを経由して
磐田の守備陣を揺さぶって攻撃していたので、
磐田を完全にサンドバック状態にする事に成功。
得点は時間の問題になっていましたので、
逆転勝利は妥当だと思います。
今年は淡白な試合展開が多かったので、
こういう気迫の篭った(かつ戦術的意図のある)試合に
みんな飢えていたんじゃないでしょうか?
試合後の盛り上がり方は凄かったですから。
あと2試合、連勝して鹿島を優勝の座から引き摺り下ろしましょう。
2003年の最終戦の様にね。
気づけば大宮のJ1残留がかなり危なくなってますね…。
といっても大宮が圧倒的に優位な状態なのは変わりありませんが。
ただ、クラブにも選手にも危機感があまり感じられないなぁ。
ここ数年残留を果たしているからなんだろうけど、
この状況、降格した時の福岡や柏に似ているんだよね。
さて、どうなるかな…。
テーマ:浦和レッズ - ジャンル:スポーツ
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