実際の所、天皇杯にはベストメンバー規定はありません。
リーグ戦とリーグカップ戦にはありますけどね。
天皇杯は基本的に都道府県予選から始まってます。
自分の住んでいる埼玉県の場合は、実は1月から始まってます。
社会人チームは1/13~2/23までの各地区代表決定戦、
3/9~3/29までの県決定戦となっています。
(それに加え3/30~10/26は県社会人リーグ)
また、大学チームも5月~6月に県内の大学代表決定戦があり、
この決定戦を勝ち抜いてきたチームで7/13~8/31の
彩の国カップ埼玉県サッカー選手権大会を行います。
ここで優勝したチームが天皇杯の県代表となります。
で、9/13から早速天皇杯の1回戦が始まるわけです。
1回戦 2008年 9月13日(土)・14日(日)
◇都道府県代表47チーム、大学シードチームの出場
2回戦 9月20日(土)・21日(日)
◇2回戦進出24チーム
3回戦 10月12日(日)
◇J2チーム、JFLシードチームの出場
4回戦 11月2日(日)・3日(月・祝)・5日(水)
◇J1チームの出場
5回戦 11月15日(土) 11月26日(水)
準々決勝 12月20日(土) (予備日) 12月25日(木)
準決勝 12月29日(月)
決 勝 2009年 1月1日(木・祝)
改めて天皇杯の日程を書き出してみると、
ほぼ1年を通して大会を行っているんですね。
(県レベルの予選から、と考えるとですが)
こういうのを見ていると、規定はともかくとして
安易にメンバーを落とすな、という会長の言葉は
少なくとも否定はできないなぁ…。
立場上、言わなきゃならんのかも知れんけど。
一方で今回槍玉に挙がってる千葉や大分の言い分も分かる。
ただし、そのメンバーが揃える事のできた一番良い選手達なら、
それで勝たなくちゃいけないのも確かですねぇ…。
負けてしまうと言い訳できないですから。
(浦和も去年メンバー落として負けてるし)
でも、ACLに出場したいのなら、
むしろ天皇杯の方が狙い目なんだけどな~。
何せJ1のチームなら5回勝てば優勝なんで。
そういえば勘違いしている人が多い様なのですが、
ACLの出場権は協会とリーグ、それぞれにあります。来年から規定が変わります(日本から4チーム出場可能)が、
それでも協会側の出場権利はかわりません。
その為、どんなチームでも参加できる大会である
天皇杯の優勝チームがACLに出場できるのです。
(2種登録以上のチーム、という原則はありますが)
要はアマチュアでもACLに出られる、というワケ。
ですので、ACL出場権が天皇杯優勝チームから
ナビスコカップ優勝チームに移る事はありえません。
リーグ戦上位3位以内から、
2位以内+ナビスコカップ優勝チームというのはありえますが。
そういう事を考えていない人が多すぎるなぁ…。
もうちょっと天皇杯の重要さを考えても良いと思うのだけど。
ま、それはともかく…
浦和は札幌に勝てるのだろ~か…
いやまぁ、勝敗云々より重要な事が多いですが。
テーマ:浦和レッズ - ジャンル:スポーツ
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